揺るがない学力の根幹
今までの算数・数学学習との
違い
今日まで算数・数学の学習は、この問題はこう解く、この問題ではこの公式を使うといった、問題と解法の1対1の対応やパターンを暗記していくものが主流でした。この学習法は、樹の根も幹も枝葉も同じ比重であり、生徒はどこが重要であるのか自分で選択をすることが難しくなっているように思います。それが故に、枝葉の部分に多くの労力を割いて、方法論ばかりを追うということになりがちです。
自ら考えて解決できる人に
暗記型から思考型への移行が
学力に影響
みらいスタディでは、樹を大きく育てるために、その根幹をまずしっかり育てていくことが重要と考えています。根幹とは、「自分で考えて、自分自身で解決する。」覚えることはできるだけ少なくして、論理的思考で解決していくということを学び、それを使いこなせるように身につけていくことが重要になります。本物の算数・数学力はこのやり方でしか身につきません。
テストで測れる学力・測れない学力
テストで測れる学力は、パターン暗記などの「覚える学力」が中心です。「覚える学力」を中心に取り組むと、子どもは「思い出す」という思考が中心となり、「新たに考える」という思考の妨げになる場合があります。未知のものに対してしっかりと取り組み、自分で考えて解決していくレベルの高い思考力の育成が学力を大幅に向上させます。
試行錯誤して思考の型を
身につける
間違ってもいいので試行錯誤することで、思考の型を身につけることで、知識が使える力に変化してきます。
数を量として認識する力・
図形認識能力が重要
量の認識と、表記としての数
子どもは「 いち、に、さん、...・・、じゅう」と言葉では言えても、なかなか量としての数を理解できません。7個のアメを見せても「7」という数字表記と概念が 一致しません。
7を5と2の合成として捉えたり、7を10から3を除く分解として捉えたりすることで、「量の認識と」「表記としての数 」の学習からスタートします。
試行錯誤して思考の型を
身につける
図形は、「タングラム」「つみき」を触ったり、紙を折ったり、「図形プレート」「数タイル」を並べたり して、実際に手を動かすことが重要です。また、ドット用紙に自分の手でかくことで、認識カ・表現力が身につきます。
- 平面図形
- 「360度の分解・合成」「正方形・三角形・円の認識」「対称移動と対称線」「回転移動と回転の中心」「展開図の合成」「サイコロ展開図」「テトロミノ理解」「ペントミノ理解」など
- 立体図形
- 「量として空間把握能力」「正面・真上・側面から見る能力」「見えない部分を予測する能力」「斜投影図理解力」「等角投影図理解力」「立体への合成力」など